20代女性：座位、立位を長時間している時の腰から尾てい骨への痛みが改善。

数年前から稀に腰～尾てい骨にかけて痛みがあり、働き始めてから運動する機会が減り、長時間立っていたり、座っていると鈍痛がでていたことで、日常に支障が出たため来院。

仕事で長時間立っていることが多く、1日の終わり頃から腰回りが重くなり、業務の最後に床掃除をして痛みが出たとのこと。

長時間の座位、屈んだりする動作で痛みが出るとのこと。

腰～尾てい骨にかけて痛みが出ていたことから、神経テスト、運動検査を行ったところ、神経に異常はなかったが、前後屈の可動域がかなり少なかったので、股関節、骨盤の位置を確認。

確認した結果、骨盤の後傾により腰椎の後弯が強くなったことで股関節周囲の筋緊張が原因で痛みが出ていたことが分かった。

骨盤の後傾、尾てい骨のズレを修正するために、尾てい骨の矯正を行い、腰椎の生理的弯曲を戻す目的で、腸腰筋のバランスを整えながら、背骨を調整したところ、痛みは半分まで軽減され、後屈時の制限も減少。

自宅でのケアとして、股関節を正しく動かす体操を指導して三日後再度来ていただくことに。

初回施術から3日後は、痛みはまだあるが、以前よりも立っている時の痛みが減少し、姿勢保持しやすくなったとのこと。

初回同様に尾てい骨、背骨矯正を中心に行っていき、股関節の運動療法も合わせて2～3ヶ月行うことに。

治療してから２か月程で痛みは大幅に軽減、長時間での作業では多少の不安感が残っていたので、インナーマッスルを中心に支える為の筋肉を鍛える為のトレーニング、体操をしながらメンテナンスをしていく為に現在も治療中。

仕事上、長時間立ちっぱなしになることが多く、ほとんど身体を動かさないので、半日過ぎたあたりから腰回りが重たくなり、仕事に集中できなくなってきて、終り頃には歩いて帰るのがつらいほどでしたが、

治療して1ヶ月、2ヶ月…と徐々に身体の状態が変わっていき、今では痛みが出ることも大幅に減り、大変助かってます！

痛みがあったことで身体を動かすことを恐れていましたが、ジムに通うようにもなり、自分でも維持していけるようにこれからも頑張ります！！！

最初と比べて身体の動きも痛みも軽減されていて、仕事に支障がでなくなって良かったです！！

今後は以前の状態に戻さないようにする為に、今後のメンテナンスが大切になっていくので、大変だと思いますが、5年後、10年後の自分をイメージして、一緒に頑張っていきましょう！